循環型社会、自然共生型社会、脱炭素社会の実現に向けて、
三和興業にできることを一つ一つ取り組んでいます。
循環型社会、自然共生型社会、脱炭素社会の実現が世界共通の大きな課題となっている現在、私たちは、産業廃棄物処理のエキスパートとして地域環境や地球環境に配慮しつつ、産業廃棄物の排出抑制とその適正な処理、そして、リユース・リサイクルとエネルギーとしての有効利用に日々努めています。
私たちができることに一つ一つ取り組みながら、持続可能な社会の構築に向けた活動を展開してまいります。
[問題視される建設系産業廃棄物と解体系産業廃棄物とは]
建設系産業廃棄物とは、建物の新築・改修・解体及び土木工事において発生する、コンクリート・ガラス・木材などのいわゆる瓦礫のほか、あらゆる種類の建材、土砂など様々な物質により構成されています。その中でも、解体系産業廃棄物は解体工事に伴い発生し、工程や作業環境の問題から種類ごとに分別が徹底できず混合状態で排出されることが多く、再資源化の妨げとなっています。
産業廃棄物処理業者は、これら増え続ける混合廃棄物を適正且つ高レベルで中間処理し、再生利用可能な資源の回収と最終処分量の抑制への取り組みが不可欠となっています。
三和興業の特徴

解体工事から最終処分まで、各工程をすべて徹底管理
私たちは解体工事から産業廃棄物の収集運搬・中間処理・最終処分までの各工程をすべて自社にて一括対応。品質面とコスト面での高いパフォーマンスをご提案できます。

限りある資源を徹底して選別。産業廃棄物を適正且つ効率的に中間処理します。
産業廃棄物は、「中間処理」を効果的に行えば、再利用・再生利用の幅が格段に向上します。当社処分場では、分別困難な混合廃棄物を高度選別処理システムを主体に適正且つ効率的に中間処理し、高いレベルで限りある資源を回収することができます。

再利用できない廃棄物は、自社の最終処分場にて安心・安全に処理いたします。
複合材などの再資源化が困難なもの、石綿含有産業廃棄物のように成分上・法令上再利用できない廃棄物は、自社の最終処分場にて安全に埋め立て処分いたします。

各種リサイクル製品の生産と供給。産学共同研究開発。
再生砕石などのマテリアルや木質チップ・RPFなどのサーマルリサイクル材の生産と供給を行っています。製品のラインナップには、公的認定を受けた高品質製品や、産学共同開発の独自製品もあり、安心してご使用いただけます。

福岡市内から車で約30分圏内。365日24時間体制可能。
当社篠栗SRC及び飯塚SECは、福岡市内から車で約30分圏内の好立地。迅速な対応が可能です。好立地でありながら、操業時間等の制約が少ないエリアですので、お客さまのご要望があれば、365日24時間体制で対応いたします。
収集運搬、中間処理、最終処分までの
処理工程を自社にて一貫対応
三和興業では、収集運搬、中間処理、最終処分までの産業廃棄物処理工程を自社にて一貫して対応いたします。
限りある資源を用途に応じ徹底して選別、適正且つ効率的に中間処理・リサイクル。
再資源化できない廃棄物は自社処理場にて厳格な管理のもと最終処分いたします。
三和興業は精度の高い選別処理プラントを設置し混合廃棄物からのハイレベルな資源回収が可能です。
産業廃棄物処理の工程

産業廃棄物収集運搬
〈産業廃棄物搬入〉
現場より産業廃棄物を収集運搬してきます。
当社の車両は、GPSシステムで管理され、タイムリーな収集と運搬を可能にします。

コンクリート廃材、アスコン廃材
〈破砕リサイクルプラントで破砕・分級〉
コンクリート廃材は、破砕プラントで破砕・分級し、再生砕石(再生クラッシャーラン、再生粒度調整砕石)としてリサイクルされます。
アスコン廃材は、破砕プラントで破砕・分級し、再生アスファルト骨材として提携会社にて製造される「再生加熱アスファルト合材」の材料となります。

木くず破砕施設でチップ化
〈木くず破砕施設でチップ化〉
木くずは、破砕プラントでチップ化されます。チップ化された木くずは、主にバイオマス燃料としてリサイクルされます。

廃石膏ボード
〈廃石膏ボード破砕施設で石膏と紙に分別〉
専用のストックヤードにて保管された廃石膏ボードは、石膏と紙に分別されます。分別されたボードは破砕後、土質改良材(Fe石灰)等の材料としてリサイクル。紙は古紙原料やサーマル燃料材としてリサイクルされます。
一部の処理困難物をさらに選別・破砕し、石膏紛と紙に分別、土質改良材・古紙原料等へとリサイクル使用されます。

混合廃棄物
〈高度選別処理プラントで効果的且つ効率的に選別〉
混合廃棄物は、高度選別処理プラント(吸引式選別機、高精度精砂選別機)で効果的且つ効率的に選別されます。選別された廃棄物は品目ごとにリサイクルされます。

最終処分
〈自社の安定型最終処分場へ〉
再資源化が困難なもの、石綿含有産業廃棄物のように成分上・法令上再利用できない廃棄物は、自社の最終処分場(安定型埋立)にて安全に埋め立て処分いたします。
※定期的に地下水のモニタリングや地質調査等を実施し、処分場の環境レベルを維持します。